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外国人就職・進学EXPOの2日間を終えて

 

EXPOを終えて

2026年6月11日・12日の2日間、東京都立産業貿易センター浜松町館で開催された「外国人就職・進学EXPO 2026」に、Language Plus Oneとして出展しました。

こちらは企業、大学・専門学校、日本語学校、人材会社、行政機関、支援団体など、多様な立場の組織が出展するイベントで、来場者の中心は、日本での進学や就職を考えている外国人留学生、転職を希望する外国人材、日本語学校の教職員、大学関係者、外国人支援に関わる専門家など、多様な立場の人々が集まります。参加者数は約3,500名とされており、外国人支援に関わる大規模なイベントの一つとなっています。

昨年に続き、2回目の参加となった今回。昨年の振り返りや参加者の皆さまからいただいたご意見をもとに、相談の流れや資料、支援体制を見直して臨みました。

2日間で約50名の学生さんがカウンセリングに来てくださり、6名のキャリアコンサルタントとともに、多くの相談に対応することができました。不安そうな表情で現れた来場者が、相談後には「安心した」「来てよかった」「不安が消えた」と話してくださる姿に、私自身もほっとしました。

短いセッションではありましたが、アンケートでは95%の方が「心が軽くなった」と回答してくださいました。この結果は、とてもうれしく、印象に残っています。

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「就職相談」ではなく「キャリア相談」

今回、改めて感じたことがあります。それは、私たちキャリアコンサルタントの強みは「就職相談」ではなく「キャリア相談」にあるということです。

学生さんの悩みは本当にさまざまでした。就職か、進学か、その両方か。同じように見える状況でも、一人ひとり背景や大切にしていることは異なります。就職も進学も、日本語学習も、それぞれが人生の選択肢につながっています。中には、働いた後に改めて日本語を学び直したいと考えている方もいました。

キャリアは、一方通行ではありません。進学して就職する人もいれば、働いた後に学び直す人もいる。母国に帰る人もいれば、日本に残る人もいる。行ったり来たりしながら、その時々で納得できる選択をしていくものなのだと思います。

支援の「隙間」にいる人たち

今回感じたもう一つのことは、私たちの支援は、さまざまな相談機関の「間」に位置しているのではないかということです。

外国人支援には、就職支援、進学支援、日本語教育、生活相談など、さまざまな既存の仕組みがあります。どれも大切な役割を担っています。しかし、相談者の悩みは、その一つひとつの枠組みの中だけでは解決できないことがあります。むしろ、そうした縦割りの仕組みの「隙間」にこそ、支援を必要としている人たちがいるのかもしれません

だからこそ、まずは相談者の状況や思いを丁寧に受け止め、必要な情報や新たな視点を提供しながら、その人らしい選択ができるよう伴走すること。そして、必要に応じて、より適切な支援先へつないでいくことも大切な役割だと感じました。

今回も、会場内でより適切な情報が得られそうなブースをご案内したり、その場で専門機関に問い合わせたりする場面がありました。実際にそれで問題の一部が解決されたという事が何件かありました。

この活動を続けていくために

今回の経験を通して、このようなキャリア支援の必要性を改めて実感しました。このイベントで完結するのではなく、今後も事業として継続しながら、外国人の方々が自分らしい選択ができるよう支援を続けていきたいと思います。

また、今回のプロジェクトは、この2日間だけで成り立ったものではありません。昨年の振り返りや反省、参加者の皆さまからいただいたコメントやご指摘、ご提案。その一つひとつが積み重なり、今回の形につながっています。多くの支援者の方々の知恵や思いに支えられながら、少しずつ前に進んでいることを強く感じた2日間でした。

最後に、今回ご参加くださったキャリアコンサルタントの皆様に、改めて心より感謝申し上げます。そして、昨年のフェアに参加し、多くの学びや気づきを残してくださった皆さまにも、深くお礼申し上げます。また、ご来場くださった方々や、励ましのお言葉をくださった先生方、関係者の皆さまにも心より感謝いたします。

本当にありがとうございました。

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