異文化混成のビジネスプランコンテストで、私たちのチームが最優秀賞を受賞しました。
正式名称は「Go to Market ビジネスプラン・コンテストを通じた『混ぜる人財育成プログラム』」。
約20年の歴史を持つ、東京都中小企業診断士協会の認定研究会(WBS)の第200回記念として実施された特別企画でした。
本プロジェクトには、高度な専門性を持つ外国人材や留学生、日本企業の関係者、そしてメンター・ファシリテーターとして参加したWBS会員(中小企業診断士の方々)が集まり、総勢33名が6チームに分かれて取り組みました。
詳細:https://www.worldbusinesssociety.com/sme-international-social-network/
私たちのチームのテーマは「ウズベキスタンにおける日本書籍の普及」。
正直なところ、自分一人では決して思いつかなかったテーマですが、調査を重ねる中で少しずつ理解が深まり、国や市場への関心も高まっていきました。簡単な道のりではありませんでしたが、その分、大きなやりがいを感じるプロセスでした。
日本企業で活躍するビジネスパーソンや外国人社員、ビジネスを学ぶ留学生と共に、ゼロからビジネスプランを形にしていく中で、短期間だからこそ感じる難しさと、完成させたときの達成感の両方を味わいました。同時に、一人ひとりの専門性がどれほど重要か、そして実践におけるチームワークの大切さを改めて実感しました。
多くの参加者が、異文化協働の難しさについても言及していました。摩擦は避けられず、決して軽く考えられるものではありません。誰かを責めるのではなく、自分自身がどう向き合うのかを振り返ることが大切だと思います。時間がかかることを前提に、共通の目標に意識を向け、結果に集中することで、違和感は少しずつ和らいでいくのではないでしょうか。そういう意味で、「結果を出すこと」は異文化協働において非常に重要な要素だと感じました。
今回の経験は、自分自身の課題を見つめ直す機会にもなりました。実際に外国人材を採用する前に、このような異文化チームでの協働を体験しておくことは、企業にとっても非常に価値のある学びになるのではないかと思います。素晴らしいメンバーの皆さんとご一緒できたことに、心から感謝しています。そして、このような貴重な機会を企画・運営してくださったWBSの皆様、ならびにお声がけくださったN様に、改めて深く御礼申し上げます。

