日本語教師向け勉強会「サタラボ」さんで、「学習アドバイジング」をテーマにお話しさせていただきました。土曜日の午前中にもかかわらず、多くの先生方がご参加くださり、遠方から足を運んでくださった方もいらっしゃいました。その姿勢に身が引き締まる思いでした。
前半は「学習者の自律とは?」「学習アドバイザーの役割とは?」という基本的な考え方を整理し、後半はワークショップ形式で、人との対話・ツールを使った対話の実践を行いました。まだ日本ではなじみの薄い「学習アドバイジング」を、どのように伝えるかを試行錯誤しましたが、主催の小山暁子さん、そして神田外語大学の加藤聡子先生にアドバイスをいただきながら、無事に形にすることができました。準備を通して、私自身もこの分野への理解をさらに深めることができたと感じています。
今回、日本語教師の皆さんの「新しい概念を柔軟に受け入れようとする姿勢」に触れ、改めて“教育のプロフェッショナル”であることを感じました。セミナー中も終了後もたくさんのご質問やご感想をいただき、私自身が大きな学びを得ることができました。本当にありがとうございます。セミナー後の懇親会でも先生方と楽しくお話しできて、とても充実した時間を過ごせました。
11月にはオンライン講座も予定していますので、「学習者の自律」「対話による支援」にご興味のある方は、ぜひご参加ください。詳細は公開され次第、こちらでもご案内いたします。