
【英語トラックのキャリア授業 × 高砂電気工業プロジェクト】
ここ2年ほど、東京の私立大学で英語トラックのキャリア授業を担当しています。全15回の授業のうち、11〜13回目は企業との連携プロジェクト。学生に日本企業への関心を深めてもらうと同時に、企業側にも英語トラックの学生の魅力を知っていただく機会です(ちなみに、日本語が話せる留学生とはまったく違います…!)。
今年は、キャリアコンサルタント仲間のご紹介で、名古屋の高砂電気工業株式会社https://takasago-elec.co.jp/にご協力いただきました。世界レベルの品質で精密部品を製造し、JETROやメディアにも多数登場する、外国人採用の最前線を行く企業です。社長(平谷治之氏)ご自身が英語を操り、世界中を飛び回っているという、非常にユニークな存在です。 https://www.jetro.go.jp/.../2024/0304/e5e85d8970142638.html
今回は、社長が2回も対面で来校くださり、1回目は企業紹介(全編英語)、1週間挟んで、2回目は学生による英語プレゼン発表会。人事の方もオンラインで参加され、通訳なしで英語でのやりとりがスムーズに行われました。
学生は7チームに分かれ、主に採用戦略について企業への解決策を提案。22か国いるので、考え方も多様です。英語トラックらしく、遠慮ゼロのストレートな物言いに、終始ヒヤヒヤ(「old system」「less attractive」「Slow salary growth」など…!)。でもそれが彼らの強みであり、企業に見てほしい部分でもありました。
(もちろん、このようなストレートな言い方は誤解や衝突につながる可能性もあるので、発表後の授業では、「どう言えば日本人により伝わるか」についてコメントしました。学生たちもこの点に強く関心を示してくれました。)
なお、英語を話す=優秀というわけではありません。それよりもむしろ、日本人の風習や常識を知らないことが強みであると思っています。日本は良くも悪くも「相手を立てる」ことを重視して、衝突を避ける傾向があります。批判も指摘もしないので改善のスピードが非常に緩やかです。でも、それでは変化のスピードが速いグローバルな舞台では通用しません。英語トラックの学生はそういった日本人が目をつぶって見ないようにしてきた点に気づかせてくれる存在です。
しかし、高砂さんは違いました。ご自身の経験から「人と違うことをすることの大切さ」を強く信じておられ、学生たちの「人とは違うアイデア」を真正面から受け止め、大いに評価してくださいました。その結果、最優秀プレゼンに選ばれたのは、驚くほど自由で、オリジナリティあふれる提案。「こんな発想でも評価されるんだ」と、学生にとって大きな自信と励みになったと思います。高砂さんとの出会いが学生にとっても忘れられない経験になりました。
ちなみに、今週学生たちに聞いてみると、どのチームでも発表までのプロセスではアイデアだしや情報収集での苦労やメンバー間での軋轢などもあったそうです。それを微塵も感じさせない素晴らしい発表でした。
なお、撮影・掲載については大学・企業ともに許可をいただいており、「ぜひ宣伝してください!」とのお言葉も頂戴しています。ありがたく、こうして共有させていただきます!
何でこちらで投稿したかというと、英語トラックの学生たちの魅力を、もっと多くの方に知っていただきたいと思ったからです。特に、企業・教育・キャリア支援に関わる方にとって、何かヒントや可能性を感じていただけたら嬉しいです。もう一つは、高砂電気工業さんのような素晴らしい企業があるのだということを、ぜひ多くの方に知っていただきたかったからです。私自身の人生の中でも1、2位を争うほどのインパクトを受けました。
今回、この授業の趣旨にご賛同いただき、学生との対話にも全力で向き合ってくださった高砂電気工業株式会社様、そしてこの素晴らしいご縁をつないでくださり、当日の発表会にもご参加くださったキャリアコンサルタント仲間の大滝さん、キャリア授業にたくさんの人を巻き込むやり方を受け入れてくれ、応援してくださる大学のキャリアセンターの方に、心より感謝申し上げます。
高砂電気工業様 https://takasago-elec.co.jp/
今年は、キャリアコンサルタント仲間のご紹介で、名古屋の高砂電気工業株式会社https://takasago-elec.co.jp/にご協力いただきました。世界レベルの品質で精密部品を製造し、JETROやメディアにも多数登場する、外国人採用の最前線を行く企業です。社長(平谷治之氏)ご自身が英語を操り、世界中を飛び回っているという、非常にユニークな存在です。 https://www.jetro.go.jp/.../2024/0304/e5e85d8970142638.html
今回は、社長が2回も対面で来校くださり、1回目は企業紹介(全編英語)、1週間挟んで、2回目は学生による英語プレゼン発表会。人事の方もオンラインで参加され、通訳なしで英語でのやりとりがスムーズに行われました。
学生は7チームに分かれ、主に採用戦略について企業への解決策を提案。22か国いるので、考え方も多様です。英語トラックらしく、遠慮ゼロのストレートな物言いに、終始ヒヤヒヤ(「old system」「less attractive」「Slow salary growth」など…!)。でもそれが彼らの強みであり、企業に見てほしい部分でもありました。
(もちろん、このようなストレートな言い方は誤解や衝突につながる可能性もあるので、発表後の授業では、「どう言えば日本人により伝わるか」についてコメントしました。学生たちもこの点に強く関心を示してくれました。)
なお、英語を話す=優秀というわけではありません。それよりもむしろ、日本人の風習や常識を知らないことが強みであると思っています。日本は良くも悪くも「相手を立てる」ことを重視して、衝突を避ける傾向があります。批判も指摘もしないので改善のスピードが非常に緩やかです。でも、それでは変化のスピードが速いグローバルな舞台では通用しません。英語トラックの学生はそういった日本人が目をつぶって見ないようにしてきた点に気づかせてくれる存在です。
しかし、高砂さんは違いました。ご自身の経験から「人と違うことをすることの大切さ」を強く信じておられ、学生たちの「人とは違うアイデア」を真正面から受け止め、大いに評価してくださいました。その結果、最優秀プレゼンに選ばれたのは、驚くほど自由で、オリジナリティあふれる提案。「こんな発想でも評価されるんだ」と、学生にとって大きな自信と励みになったと思います。高砂さんとの出会いが学生にとっても忘れられない経験になりました。
ちなみに、今週学生たちに聞いてみると、どのチームでも発表までのプロセスではアイデアだしや情報収集での苦労やメンバー間での軋轢などもあったそうです。それを微塵も感じさせない素晴らしい発表でした。
なお、撮影・掲載については大学・企業ともに許可をいただいており、「ぜひ宣伝してください!」とのお言葉も頂戴しています。ありがたく、こうして共有させていただきます!
何でこちらで投稿したかというと、英語トラックの学生たちの魅力を、もっと多くの方に知っていただきたいと思ったからです。特に、企業・教育・キャリア支援に関わる方にとって、何かヒントや可能性を感じていただけたら嬉しいです。もう一つは、高砂電気工業さんのような素晴らしい企業があるのだということを、ぜひ多くの方に知っていただきたかったからです。私自身の人生の中でも1、2位を争うほどのインパクトを受けました。
今回、この授業の趣旨にご賛同いただき、学生との対話にも全力で向き合ってくださった高砂電気工業株式会社様、そしてこの素晴らしいご縁をつないでくださり、当日の発表会にもご参加くださったキャリアコンサルタント仲間の大滝さん、キャリア授業にたくさんの人を巻き込むやり方を受け入れてくれ、応援してくださる大学のキャリアセンターの方に、心より感謝申し上げます。
高砂電気工業様 https://takasago-elec.co.jp/







